2021.04.07 更新
毎月の支出以外に、保険や税金など年払いにしている支出ってありますよね。
それに家族の誕生日やクリスマスなどのイベント用の特别費。
意外に多い年払い費と特別費ってどこから捻出していますか?
我が家では、エクセルで表を作って管理しています。
年度でやりくりしているので、これを「年度支出表」と呼んでいます。
年間で管理する場合は「年間支出表」になりますかね。
この年度支出表を作ってその年に必要な費用を毎月積み立てることで、急な出費が減り、家計が安定してきます。
例えば5月は税金を払うからいつも赤字で…となってしまっている人は、年度支出表を作って積立ててみると、そこから払えるので赤字がなくなります。
ぜひ、年度支出表を作って年度・年間で管理してみてくださいね!
年度支出表の作り方
年度支出表は、このようにエクセルで作成しています。
普段は手書きの家計簿を使っているもっちですが、エクセルの計算機能を使うことで手間が省けるので、エクセルで作るようになりました。
保険や税金、イベントなどの支出がある月がわかるように月ごとに書き出します。
固は固定費。年払いの確実に支払わなければいけない費目。ここは毎月「年払い積立」として積み立てていきます。
変は変動費。イベント費などの費用はボーナスから取り置いておきます。もしボーナスが減ってしまったら予算を減らすことも考えます。
月ごとに項目を書き出して、金額を記入していきます。
年間という欄に年額を入力し、隣の月積立欄に12ヶ月で割った金額が入るようになっています。
ボーナスから取り置く分はボーナス欄に金額を入れます。
ちなみに、水色とピンクに色分けしてあるのは、水色の月は冬のボーナスから、ピンクの月は夏のボーナスから当てることにしているから。
年間の金額を入力したら、合計金額を計算、それを12ヶ月で割って月々の積立額まで自動的に計算されるようにします。
Excelで表を作ると、勝手に計算してくれるのでラクですね。
この場合だと、42,000円を毎月積み立てて、夏のボーナスでは、37,000円、冬は50,000円取っておくという計画になります。
実際の金額を記入して次年度の予算組の参考に
実際の金額を記入する欄を作っておき、実際に掛かった額をメモしておきます。
すると来年度の予算を組む際に反映させることができます。
車の点検・車検代の場合
車検と点検が毎年交互にやってくるので、管理しにくいですよね。
この場合は、2年間の平均で予算を取るようにします。
車検が10万円、点検が2万円掛かるとします。
合計12万円を2年で貯めるので、1年で6万円貯める計画をしておけばOK。
こうすれば、2台所有している場合でも、同じ年に車検が来てしまっても「車検のある年は大変だ!」とならずに済みますよ!
主な年度支出
我が家の主な年度支出を書き出しておきます。
こちらを参考に、漏れのないように書き出してみましょう!
固定費(年払い費用)
- 健康診断費用
- 自治会費・子供会費
- 習い事の年会費
- 自動車税・保険料・点検代
- 固定資産税
- 医療保険・生命保険
- NHK(お義母さん負担)
変動費(特別費)
- 家族の誕生日・記念日
- クリスマス・年末年始・バレンタインなど
- 年賀状
- お年玉
- お中元・お歳暮・お年賀
- お祭り費用
などです。
書き出してみると結構あります。
わかっている支出があれば、毎月積み立てるかボーナスで取り置くことで、臨時支出が減り、安定して家計管理をすることができます。
ボーナスにあまり頼ってしまうと、ボーナスが減ったりした際に年払いの保険や税金が払えなくなってしまいますので、なるべくボーナスに頼らないように毎月積立てをして、そこから払うようにしましょう!
もしこれ以外で想定しない臨時支出がある場合は、毎月の家計の予備費で対応するか、ボーナスで買い物費などを作っておいて、そこから支払うようにしています。
年度支出分は積立口座へ!
税金用やら、保険用、イベント用などと、口座や封筒を分けていてはいくつあっても足りませんよね。
我が家では計算した年度支出は、すべて1つの積立用の口座へ入れてしまいます。表で管理しているので、いちいち分けなくてもOKなんです。
これでシンプルに管理することができますね!
あとは支出がある月に、引出したり支払口座へ移動させたりします。
予算オーバーしそうなときだけ他から補填するなどして、気をつけましょう。
積立用口座には住信SBIネット銀行が便利です。
振込手数料がランクに応じて何回か無料になるので、引き落とし口座へ振込む際も自宅からできて、我が家でも役立っています(*´∀`*)
Excel年度支出表を公開 (2021年4月追記)
ご要望にお応えして、Excelデータを公開します!
ダウンロード
ダウンロードはこちら
使い方
固定費・変動費
プルダウンになっているので、選択してください。
金額
年間で積み立てていくのか、ボーナスでとっておくのかを決めて年間の欄か、ボーナスの欄に金額を入れていきます。
年間のところに金額を入れると、自動的に月の積立額が入るようになっています。
合計欄も自動的に計算されます。
あとは月々積立額を積み立てていきましょう!
(ここが一番大事)
まとめ
ある程度、支出って予定がわかっていますよね。
予算をしっかり組んで、なるべく臨時支出を無くすことで安定した家計にすることができます。
安定した家計は、ストレスは溜まりにくく、お金は貯まりやすいですよ(*´艸`*)
実際我が家もこれをやりはじめてから、家計が安定して赤字の月が減り、貯金もできるようになりました!
特にイベント費は毎月の家計から出そうとすると、その月が赤字になってしまいます。
「赤字だー(泣)」てヘコむこともストレスになりますので、わかっている支出はどこから出すのか計画して、安定した家計を目指しましょうねー!
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もっち家の年度支出を公開しています
2017年度⇒もっち家の年度支出表(年払い・特別費)2017年度版公開
2016年度⇒年払いの税金や保険料もイベントなどの特別費もぜーんぶひっくるめて積立てる!2016年度支出表公開